私たちの小さな力で日本の政治を変える壮大な実験をしませんか!

私たちの小さな力で日本の政治を変える壮大な実験をしませんか!

 

私は妻を亡くし老人ホームで寂しく暮らしています。パラリンピックを見て数々の感動を得ました。表現できぬほどの努力を重ねて来た障害者が、パラリンピックに参加できた喜びと支えてくれた人たちへの感謝を全身で表現していました。パラリンピアンが実現した成果を見て、83歳の私にも出来ることがあるのではないかと考えました。

バタフライ効果」(ブラジルの1匹の蝶の羽ばたきが伝播してテキサスでハリケーンを起こす)を実験できるのではないか。私たちの1票が羽ばたきとなってSNSで伝播し日本の政治を変えようという壮大な実験です。これまで投票に行かなかった学生さん、フリーター、主婦、サラリーマン、おじさん、おばさん、高齢者の皆さん、私と一緒に実験に参加しませんか。日本の政治を変えられるかもしれません。

 

次の衆議院選挙はおそらく10月に実施されます。SNSで投票に行くよう呼びかけるだけです。

現在の投票率は50%程度。過半数の25%あれば当選します。後援会組織に支えられた強い地盤を持った候補者が当選するでしょう。彼らに既得権を捨てて現状改革を望むのは無理な話です。

落選した票も25%程度あります。又、投票に行かなかった50%の人が居ます。このうちの10%でも投票に行けば、落選票が当選に変わるのです。投票に行かなかった人たちにSNSで投票へ行くよう呼びかけ、その人数が多ければ多いほど政治が確実に変わるでしょう。

誰も呼びかけに応じなくてもダメモト。投票率は現状のまま、SNSを拡散した人を始め誰にも迷惑や損害を与えません。むしろ、どの候補者が良いか迷い、自分の入れた人が当選したかどうか政治に関心を持つようになるので、ご自身にとっても国民にとってもプラスになると思います。

 

別紙に大きな問題点を指摘し、政治に対する考えを記しましたが、それは私の思いであって、大切なのは皆さんがどのような日本を望み、何に困り、その方向に沿った候補者に投票することです。それぞれに差し迫った問題があると思います。臨時従業員の社会保険への加入などはすぐに実施して欲しい問題です。

私たちは、それぞれの選挙区で、現状改革を本気で望む人を選び、その候補者に投票するのです。これまで諦めて投票しなかった多数の人が選挙に行き、皆さんの意に沿った候補者に投票しましょう。その人数が多ければ多いほどほど投票率が上がり、改革の可能性が大きくなります。

パラリンピアンが成し遂げた大きな成果に負けないよう、私たちはSNSなどで10月の選挙に向けて呼びかけましょう。もう時間がありません。今すぐ呼びかけましょう。私たちの小さな羽ばたきが大きな風を起こすことを信じて、壮大な実験に取りかかりましょう!

2021年9月10日  古 蝶

 

 

「以下は私見にすぎず、皆さんに同調を求めるものではありません」

 

政治家の仕事は国民から徴収した税金や社会保険を再配分して、国民を安全に災害などから守り、安心して暮らせるよう困っている人を支援して、将来にわたる平和で幸せな社会を実現することです。

私は現状の低い投票率の下では、当選者の顔ぶれは大して変わらず、さしたる危機感も無く、与党にも野党の政治家にも大きな現状変革は望めないと思っています。

 

我が国の大きな問題点は

①世界的なコロナウイルスの蔓延(未知の変異株とワクチンとの戦いが続くだろう)。

②毎年起こる水害等の大災害(最大の原因は地球温暖化、その原因は排ガス、増え続ける2酸化炭素)

少子高齢化社会(最大の原因は出生率の低下、1人の妊婦が2人以上産まなければ人口は減る)

④巨額債務の逓減(日本の借金は1200兆円、国民1人当り960万円)

 

その対応:①は何を置いても協力して、収束させねばならない当面の大問題。

②は電気自動車の導入、発電所の変換(火力→太陽光発電等再生可能電力、原子力)、工場の排気ガス等の規制。原発については慎重に安全性と需給に関する多面的な考察が必要。

③現在の人口1億2500万人が、2050年には8000万台に減少し、65歳以上の高齢者が40%になる。従って高齢者一律福祉から困っている人への福祉へ転換。

また、安心して子供を産み育てられる支援、社会環境を構築する。

④2020年度予算:税収64兆円で、歳出総額103兆円をまかなわねばならず、不足分は公社債(借金)を発行して補う。この様な形で毎年借金が膨らむが、これを断ち切るためには、経済の発展による税収の増加と消費税等の増税でカバーする一方、徹底して歳出を減らさねばならない。

現在の日本は「低負担・中福祉国家」であるが、「中負担・中福祉国家」への変貌に尻込みしてはならない。

 

党勢拡大や、自己の当選にうちくれている政治家がこれらを改革できるとは思えません。特に、自己保身のために増税や福祉の切り下げには手をつけようとはしません。長期に亘り国民の幸福を考えるならば、不人気な施策も、理由を説明して国民にお願いする勇気が必要です。

コロナ禍が歴史的な異変とすれば、国を挙げて一致協力(大連立政権)して収めねばなりません。政争に明け暮れる政治家に適切な総理大臣が居なければ、民間の経済人、知識人等から相応しい人物を選ぶことも出来ます。

リーダーである総理大臣は、世界に多くの友人をもち、広い視野がある(外交は世界平和、対外危機や貿易に最重要)統率力のある人、そのブレーンには実行力のある人が望ましいと思います。

 

以上は老人の私見です。多くの政治家が出来なかった難問を1代で解決できるような政治家はいませんが、道筋が付けば次のリーダーが引き継いで対応するでしょう。

災いを大改革の契機として、与野党一致した連立政権で難問に当り、分っていても手がつけられなかった問題解決の道筋をつけるチャンスが到来したと思います。

2021年9月10日  古 蝶